導入企業インタビュー「株式会社アサツー ディ・ケイ」

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マーケティングサイエンス本部 データサイエンス局 R&Dグループ 山崎 恭彦様(上級ウェブ解析士)

株式会社アサツー ディ・ケイ様は、メディアやコミュニケーション・デバイスの多様化に伴い、消費者の生活行動や購買行動が急激に変化する中、日々変化し続ける消費者を、新しい情報テクノロジーによって確実に捉えるマーケティング力、消費者を惹きつけて離さないブランディング力、そして消費者を実際に動かすアイディア力で、広告を中心としたあらゆるコミュニケーションサービスの提供をされています。

普段どういった業務をされているかお聞かせください。

山崎さん4私は、マーケティングサイエンス本部というところに属しています。

そこは、主にチャネルプランニング、いわゆるメディアの予算をどういった配分で割り振ったら良いかなどをクライアントにご提案することを主な業務としています。

その中に、データサイエンス局という部署がありまして、広告会社の1つの基盤業務であるメディア提案のための色々なデータの集計・加工や、外部の企業が保持しているデータを社内で有効活用するための仕組みづくりを行っている部署になります。

私はデジタル系の業務に携わった経験が長かったこともあり、データ分析業務の一つとしてウェブ解析まわりの仕事をしています。

クライアントの分析レポート作成から、ウェブ解析をやりたいクライアントの導入支援であったりKPIの設計・設定のお手伝い、さらに色々なデータ取得の仕組みの紹介といったことなど行っています。

御社のPRでも構わないのですが、リリースして訴求していきたいものや注目しているものなどありましたら教えてください。

山崎さん3Axival (http://www.axival.co.jp/)という関連会社の話になるのですが、そこがサービス提供している 3D(スリーディー)データベースというものがあります。

3Dデータベースなら「どんな人が」「何に接触して」「何を買った」のかが明らかになります。

つまり、ある一人の生活者がどんな意識を持ち、どんなテレビ番組を観て、どんなWebサイトを訪れ、毎日の暮らしでどんなものを買っているのかが、しっかり関連づけられるのです。そのデータベースを活用して実際のお客さまの行動がどうなっているかを分析することで、今まで以上に成果のある施策の提案を行っています。

立ち上がってまだ約1年くらいの新しい会社ですが、今後が期待されるサービスです。

上級ウェブ解析士まで取得されたきっかけを教えてください。

山崎さん2ウェブ解析士取得以前に、アクセス解析周りの仕事はずっと取り組んでいました。

改めてウェブ解析士の資格を取得しようと思ったのは、部署の異動があり、社内的にウェブ解析の導入のお手伝いや基盤の強化等にコンサル的な立ち位置で関わるように変わったため、自分の基礎を確かめたくなったのがきっかけです。

ウェブ解析士の資格を取っていく中で、自分の基礎の再確認を行うことができましたし、その延長として、より実践的なものを体験するために、上級ウェブ解析士まで取得しました。

まわりの人にもウェブ解析士の資格をとってもらうためには、自分が体験することから始まると思い、まず自分自身で資格を取得しました。

社内にウェブ解析士を展開いただけたのは、どういった理由からでしょうか。

私は、2012年に初級ウェブ解析士と上級ウェブ解析士を取得したのですが、当時はデジタルビジネス本部というところに所属していました。

そこは何かしらのデジタルスキルと様々なキャリアをもった人々による組織で、そのメンバーのリテラシーがどこまでそろっているか、正直見通せないところがありました。

「ページビュー」、「セッション」などの用語が飛び交って、会話として成立していても果たして正しく理解しているのかという疑問を日々の業務の中で私自身感じ、基礎から学べるような体系的な仕組みがないものかと探していました。そんな中で見つけたのが、ウェブ解析士なんです。

初級ウェブ解析士は、基礎からはじまって丁寧に説明してくれるので、自分が足りなかったところが確認できました。さらに、上級ウェブ解析士は実践的で実際に自分の手を動かしながら学べました。

自分自身が体験することで、まわりの人にも是非受講してもらいたいと思ったのと、社内のリテラシーがどこまでそろっているか見通せない部分を補正する意味で社内に展開しました。

今、学生の方でもウェブ解析士を受講している人がいるのですが、ウェブ解析士の資格をもっていると御社への就職を希望されている人には有利になるでしょうか。

山崎さん1単純にウェブ解析士の資格をもっているだけでは、正直言って難しいと思います。

総合広告会社として、デジタルの部分もやっていますが、当然それ以外の取り組みもありますので。

面接の場面において、ウェブ解析士という資格をとったことで自分の大学生活の中でどう役立ったのかを語れるのと、弊社が期待する学生像にあっていればそれはそれでメリットはあるとは思うのですが、資格をもってるだけでは難しいと思います。

プログラミングもさることながら、データを取り扱うスキルをウェブ解析士資格で学び、身につけておいてはほしいですが、それだけでは足りないと思います。

デジタルマーケティングの仕事をされている方でウェブ解析士マスターの資格をもっていたらどうでしょうか。

ウェブ解析の一定の力は持っているという、一つの証明にはなると思います。

ウェブ解析士の受講を検討されている方に、何か一言お願いします。

実務で得られる知識は非常に重要ですが、どこかで一回振り返りが必要だと私は思っていて、その点ウェブ解析士の内容は体系的にまとまっているので知識を見直すすごく良い機会になると思います。

また、上級ウェブ解析士になると名刺にも刷り込めるので、転職の際などは話のきっかけにもなりますし、解析に関する知識は十分もっている証明にもなるので持っていて損はない資格だと思います。

例えばお客様と名刺交換する場面では「上級ウェブ解析士とられてるんですね」とお客様の方から気づいていただけることもあり、それ以降こちらからの質問や提案を違った耳できいていただけると実感しています。

テキストにものすごい付箋がはられていますが、普段も実務でテキストを使っていただいているのでしょうか。

社内でウェブ解析士の勉強会を開いていて、その講師を私が担当しています。

人に教えるためには、それなりに勉強しておかなければならないので、3年目にもなりますが勉強会前に自分で勉強しています。

受講者はどのように募っているのでしょうか?

基本的には、希望者を募ってやっていますが、上層部の方が必要だと判断したグループに対しては強制的に受講させるケースもあります。

本日は貴重なお話、ご意見ありがとうございました。
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